Laugh & be happy

臨床心理士と公認心理師の有資格者です♪

心理学メモ

人の心は、単純に一方向へと進むものではなく、相反する力がせめぎ合いながら成り立っているのだと思う。

しばらく間が空いてしまいましたね。 こうしてまたブログを書く時間を持てた事を、どこか少し嬉しく感じています。 なので、読んでくださっている皆さまには感謝です! 最近、ふとした瞬間に、自分の心の動きについて考える事があって、せっかくなので、その…

解離性同一性障害の本質は、人格が増えた事ではなく、脳が状況に応じてアクセスする自己のモードを切り替えているだけ。

最近、自分が本当に生きているのかどうか、よくわからなくなる事がある。 心拍もある。 食事もとっている。 仕事もしている。 でもそれは、生命活動が続いているというだけで、生きている実感とは少し違う。 例えるなら、無人運転で走っている車の中に、たま…

神経症と精神病

同行ボランティアをしたことで気付いてしまった。 令和の社会では、表向き神経症と精神病という区別は姿を消したように思えるが、実は、行政の制度運用の現場を観察すると、その発想が完全に放棄されたとは言い難い。 行政はダイレクトに神経症と精神病とい…

絶望と希望、その両方を行き来しながら、人は時間と共に生きている。

私たちは日常生活の中で、無意識のうちに時計を見ている。 心理学的に言えば、これは自己調整の一部だ。 人は時間を確認する事で、自分の行動の位置を把握し、進み具合や残り時間を見積もる。 これによって安心感を得たり、集中のペースを整えたりできる。 …

沈黙は、心の奥で渦巻く絶望を、じわじわと増幅させていく。

沈黙は絶望を深める。 絶望の中にいるとき、人は、何も言わない事を選びがちだ。 自分の心を他人にさらけ出せば、たとえ相手が家族や友人、恋人であっても、理解されない、否定される、誤解される、嫌われる、見捨てられる……そんな恐怖が、口を閉ざさせる。 …

言葉は、刃物のようなもの

私たちの脳は、言葉を単なる情報としてではなく、感情を伴う刺激として受け取る。 扁桃体は、その言葉が脅威なのか、安全なのかを即座に判断する。 たとえ相手が善意で話していたとしても、聞き手が過去の経験や心の傷と結びつけてしまえば、その言葉は鋭い…

無駄な買い物をしない心理学

私たちの脳には、「あっ!これ好き!」と直感的に反応する瞬間がある。 これはドーパミンが分泌されるサインで、本能的な喜びや価値を示すセンサーだ。 しかし、この感覚を無視して妥協すると、脳は、「まあ、これでいいかなぁ~」という経験を学習してしま…

期待しすぎない事で生まれる余白の力

私たちの脳は、常に快楽(報酬)を求めている。 人間関係だけではなく、動画や本、自然との触れ合いであっても、無意識に「何か快楽を得られるか?」を測ろうとしてしまう。 これはドーパミン神経回路の働きで、期待が大きすぎると、現実がその期待に届かな…

性欲の男女差を考えてみた。

男性は性欲が強い。 女性は性欲が弱い。 私たちは、このようなイメージをよく耳にする。 確かに、自慰行為の頻度を調べても、統計的には男性の方が高い傾向がある。 では、なぜこの違いは生まれるのだろうか? 脳科学的に見ると、男性の脳は、対象を追い求め…

過去は変えられない。でも、今の頭と行動力は自分の手元にある。そう、未来は変えられる!

人生を振り返ると、誰もが、「もっと、ああしておけば良かった…」とか、「あのときの選択が間違っていた…」と、思う瞬間がある。 残念だけど、過去の出来事を変える事はできない。 記憶は固定され、再生される度に微妙に変化する事はあっても、事実そのもの…

職務質問は、脳とマインドを鍛える絶好のチャンス!

街中で警察官に職務質問を受けた瞬間、多くの人はストレスを感じる。 警察官から突然声をかけられ、質問されると、普通の人は、心臓は高鳴り、呼吸は浅くなり、手や身体が緊張する。 この反応は、脳の扁桃体が危険信号を感知しているから。 扁桃体は、危険や…

回避性パーソナリティ障害は、脳が作り出した自己防衛のメカニズムだった!

私たちの脳は、本能的に自分を守る事を最優先に考える。 それは非常に合理的な働きで、危険や恐怖、不安や不快な状況を避ける事で、短期的には心身を守ってくれている。 しかし、この自己防衛機能が過剰に働くと、回避性パーソナリティ障害という形で生活に…

働きたくない脳とは…?

誰もが「社会通念上、人は働かなくてはいけない」と思うけど、脳は必ずしもそれに従うわけではない。 社会通念と脳の本音には、ずれがあり、社会は「働くこと=人間の義務」と前提づけているけど、脳にとっては、労力に対してリターンが小さい活動は、できる…

私は、限りある自分の時間を、何に注ぎたいのだろうか?

ネットから少し距離を置いてみると、不思議な事が起こった。 通知も更新もない静かな時間の中で、ふと「限りある自分の時間(人生)を、何に注ぎたいのだろう」と、私は考え始めたのだ。 現代社会では、ネットを完全に手放す事は不可能。 仕事も連絡も買い物…

人に好かれる会話ができなくても、あなたの言葉に耳を傾けてくれる人は必ずいる。

上手に話す事や人に好かれる話し方は、自己啓発の定番テーマで、話が途切れず、気の利いたコメントができ、誰とでも笑顔で会話ができる人は、どこへ行っても、感じがいい人と思われる。 けれど、私は臨床心理士として、多くの人と向き合ってきて、そのなかで…

物を溜め込む心が、時を止める。

上記の楽天リンクを経由して、楽天で何でも良いのでお買い物をして頂けると、当ブログに収益が発生しますので、ご支援よろしくお願いします。 ボランティアでカウンセリングをしていると、時間が止まっている、としか言いようのない方々に出会う事がある。 …

手放せない心の背景と、捨てられない心理を考えてみた。

上記の楽天リンクを経由して、楽天で何でも良いのでお買い物をして頂けると、当ブログに収益が発生しますので、ご支援よろしくお願いします。 もう必要ないと分かっているのに、なぜか捨てられない。 頭では不用品と分かっているのに、手放す決断ができない…

芸能人や政治家のスキャンダルで「スッとする感情」は、シャーデンフロイデかも?

上記の楽天リンクを経由して、楽天で何でも良いのでお買い物をして頂けると、当ブログに収益が発生しますので、ご支援よろしくお願いします。 人気芸能人のスキャンダルや大物政治家の失敗を目にしたとき、「え?まさか、あの人が、そんなことを…?」と驚き…

精神医療で薬漬けになっても、本人が幸せならよい?

上記の楽天リンクを経由して、楽天で何でも良いのでお買い物をして頂けると、当ブログに収益が発生しますので、よろしくお願いします。 精神医療の根底には、患者さん本人が自分の人生をどう生きたいかを尊重すると言う考え方があるので、薬が支えになってい…

虚無感を抱えながら、それでも生きて行く。

虚無感とは、まるで自分の存在や未来に意味がないかのように感じる感覚。 何かをしても満たされず、希望が感じられない。 空っぽな感じ。 自分が思い描いた人生を歩めないときに強く感じることがある。 「本当はこんなはずじゃなかった」と思うこと。 人生の…

「選択肢が閉ざされていく」と感じたとき、心がどうなるか?

若いころ、誰もが夢を持っていたと思う。 自分の未来には無限の可能性が広がっていて、何でもできると思っていたあの頃。 しかし、時が経ち、思い通りにいかない現実に直面したり、人生の選択肢が限られてきたりする。 特に、キャリアのスタート地点でつまず…

自〇に至る心理的なメカニズム

皆様、新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 自〇に至る心理的なメカニズムにおける絶望感・虚無感・無力感・孤独感・経済的困難の影響を考えてみました。 2025年の最初の記事が、いきなり暗い内容で申し訳ございません。…

時には意識的に静かな時間を持ち、自分との対話を深める。

現代という時代、いや、むしろ無限に広がって行くこの「情報」というものが、私達に課す重圧は、あまりにも無慈悲で、冷徹で、息をするのも苦しいほど。 他人との関係に悩み、親や世間の期待に応えようとするあまり、次第に自分というものが分からなくなって…

本要約系チャンネルについて思う事を書いてみた。

※このブログ記事は自分用のメモです。 ある事柄を「知る」ことや「表面的に理解する」ことは、AIでも可能だけど、「深い理解を行う」ことは、人間の心が持ち得る特有の高度な認知的プロセスであり、人間にしか出来ない事だと私は考える。 ここで言う「深い理…

薬物療法と心理療法について考えてみた(グダグダです)

※自分用のメモです。 ※普段も雑な文章ですけど、もっと雑な文章です。 薬物療法は、薬の力で不安やうつなどの症状を一時的に和らげることができる。 抗不安薬や抗うつ薬は、脳内の化学物質のバランスを整え、気持ちを落ち着ける効果がある。 【抗不安薬=精…