日本は外面的に多様性がなく、ほぼ日本人だけの単一民族国家だと…海外の人から思われている?
新型コロナウイルス禍で1年延期された東京五輪は23日、国内外の感染拡大に歯止めがかからないまま開幕を迎えた。
異例の無観客開催が決まり、開会式もフィールドを取り囲むスタンドに人影はまばら。差別的な言動などで大会関係者が相次ぎ辞任し、五輪憲章が掲げる「多様性」に黄色信号が灯る中、ハイチ系米国人の父と日本人の母を持つ女子テニスの大坂なおみ選手が聖火台に点火した。
東京オリンピックの開会式では、日本選手団大トリ入場行進でそびえるほどの身長の八村塁選手が、「多様性と調和」の象徴として先頭で堂々と歩いた。
そして、もうひとりの「多様性と調和」の象徴である大坂なおみ選手が、長い髪を編み込んだピンクのドレッドヘア姿で、富士山と太陽を表現した聖火台に火を灯した。
さて、東京オリンピックの開会式は、「日本は多様性を認めない国」というイメージを払拭できたのか…?