世界で最初に新型コロナウイルスの感染が拡大し、都市封鎖などで感染を抑え込んでいた中国湖北省の武漢市で、8月2日、市内の男性が新型コロナウイルスに感染した事が発表された。
武漢市で新型コロナウイルスの新規感染者が確認されるのは1年3か月ぶり。
中国 武漢市コロナで一部封鎖 1,000万人超にPCR検査
中国・武漢市で1年3か月ぶりに市中感染確認 「デルタ株」拡大か
中国湖北省政府は3日、省都・武漢市で約1200万人の市民全員を対象に新型コロナウイルスのPCR検査を実施すると発表した。
武漢では2日、約1年3カ月ぶりとなる市中感染者8人を確認。このうち1人が、感染力の強いデルタ株が流行している江蘇省の感染者と接触していたため、一気に危機対応モードに入った。
大規模検査や積極的な濃厚接触追跡、広範な隔離や厳格なロックダウン、世界で最も厳しいコロナ対策で再流行を封じ込めてきた中国の武漢だけど、北京オリンピックを半年後に控え、最大の試練に直面している。
でも、全ての市民(1000万人超)を対象に検査をする中国政府の実行力はすごいよね。