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子供を難関大学に合格させる方法 / 現役塾講師が解説

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どうすれば勉強に対してやる気が起きるのか?

子供がやる気を起こす為の重要なポイントは一体何か?

 

 

それはコミュニケーションだ!

 

 

人間は社会的な動物であり、一人で社会から孤立して生きているのではなく、さまざまなコミュニケーション(社会的相互作用)の中で、有形にも無形にも影響を受けている。そのため、どんなにやる気がある子供だって、外部環境の影響を受けて、やる気がなくなる事がある。反対に、やる気がでないなと思っていても、そんな気持ちが吹き飛んでしまう事もある。

 

 

子供にとって一番影響力がある外部環境に成り得るのが親だ!

 

  

子供を難関大学に合格させたいのなら、「毎日親子で一緒にご飯を食べながらコミュニケーションを取る」ことが重要。全然勉強と関係ないと思われるかも知れないが、勉強の根本にあるのはコミュニケーションだ。

 

通常、勉強は、学校や塾の先生の話を「聞く」、教科書を「読む」など知識をインプットする事を中心に行われる。新しい知識を与えられる事はとても大切だが、それを一方的に続けていると、子供のやる気は持続しない。

 

 

コミュニケーションを意識する!

 

 

学校や塾の授業は、先生と生徒のコミュニケーションで成り立ち、受験も出題者と受験生のコミュニケーションだと言える。どんなに学校や塾で机に向かってインプットを繰り返しても、コミュニケーションが円滑に取れないのであれば、身につくものも身につかず、高い学習効果は望めない。

 

子供に自分の内側にある考えや情報を外側に表現させる事で、やる気の持続につながり、学習効果も高まる。故に、親子で一緒にご飯を食べながら、学校や塾の話題でコミュニケーションを取り、子供に学んだ事をアウトプットさせる。

 

 

アウトプットで知識を定着させる!

 

 

 一度、インプットした事をアウトプットする事は、大人でもやってみると大変な作業だ。子供だって、学校や塾の先生の話を聞いて分かったつもりになっている事でも、いざ、自分で同じように説明しようとすると、本当に理解していないとなかなか出来ないもの。だから、インプットしたものを言葉に出して、自分で表現してみる事は、学校や塾の授業で獲得した知識を定着させるうえで効果的な作業と言える。

 

 

子供を承認する!

  

 

「もっと勉強しなさい!」と子供に要求するなら、反作用が働き、同じくらい強い気持ちで「勉強しない!」という結果になる。

 

全ての人間は他人から認められたいという自然な欲求を持つ。これを理解する事は、親子の間でのコミュニケーションにおいて、とても重要だ。

 

子供が「将来はアインシュタインのような科学者になりたい!」と言ったとして、ここで親が即座に「また夢みたいな事ばっかり言ってないで、それより、来週のテストに向けて勉強しなさい」などと応答する事があるが、これは最悪の親子のコミュニケーションと言える。


一時的であったとしても、子供が語った夢を否定する事は、やるべきではない。このような応答を受けると、子供は親との対話において「どうせ話しても否定される」というイメージが頭の中に出来上がってしまい、自分の夢はもちろんのこと、日常の些細な出来事についても話さなくなり、学習意欲も親子のコミュニケーションも、両方とも減少して行く。

 

 

子供が語った夢を応援する。もし次々と語る夢が変わったとしても、子供の夢を否定しないというマインドを持つ事が大切だ。なぜなら子供が親に語る夢や希望は、実は将来にあるのではなく、目前の親に承認される事が全てで、まさに親子の会話において、「親から承認される」と言う事より、子供にやる気を与えてくれるものはない。

 

 

子供が「勉強に対してやる気を持続させる事が出来るか、どうか」「難関大学に合格出来るか、どうか」は、全て根本にあるのは親子のコミュニケーションだ。

 

親であるあなたが、日頃から子供と「どんなコミュニケーションを取るのか」で、子供の将来が決まると言っても過言ではない。子供を難関大学に合格させたいのなら、親であるあなたは、「子供と良質なコミュニケーション」を取れるように努力するべきだ。

 

難関大学に合格するには、子供の努力だけではなく、親の努力も必要だ。