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学校は休んでも良い? / コロナが「休めない」日本文化を変える? / 現役塾講師が考察

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夏休み明けの学校再開を巡り、不安が広がっているが、政府は学校を臨時休校する際の判断の参考となるガイドラインを全国の教育委員会などに通知したが、全国一斉休校は要請しないとの方針を示した。

 

 

【新型コロナ】学校現場は 子どもたちの間での拡大を懸念 2021/08/26

 
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子供が学校で直接授業を受ける機会も大事だが、10代以下の新型コロナウイルスの感染が拡大しており、子どもから親にうつれば、最悪の場合は「一家全滅」になる危険性もある。子供達の「学び」と「安全」の両立を実現するには、全ての自治体がオンライン学習を「特例の授業」として認定できる方針を打ち出す必要がある。

 

ウィズコロナの時代は、全ての子供達が感染不安や濃厚接触等で「学校は休んで良い」時代にすべきだ。

 

ガースー!

 

全国の学校でクラスターが多発する前に、子供達が自宅でオンライン学習をしていても、学校の先生や友達とつながる事ができる環境を、早急に構築しろ!

 

具合が悪くても登校した児童生徒を「皆勤賞」としてたたえてしまうような日本の「学校に行くのが当たり前」という同調圧力は、新型コロナウイルス感染への不安を持ったり、積極的に感染予防する為にも「ステイホームするべき」だと考える親や子供を苦しめる。ウィズコロナの時代に、そんな同調圧力は不要だ。

 

考えてみれば大人の職場も同様だ。発熱しても「頑張って出勤する事が良いことだ」という組織文化がはびこる日本の会社では、ちょっと具合が悪くても休めない。「休まないのが良い事だ」という価値観がコロナの感染拡大を助長する。「休まないで頑張るのが立派だ」と言う社会通念があるから、日本ではテレワークもオンライン授業も進まない。

 

感染対策として、日本の学校や企業が「休めない」文化を変革し、同調圧力をなくし、「休んでも良い」という方向に変わる事が出来れば、新型コロナウイルスが社会全体に唯一恩恵をもたらしたと言えるだろう。