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岸田総理大臣は貧乏人を救ってくれるのか?

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時事ドットコム:時事通信社が運営するニュースサイト

 

 

2021年12月6日、岸田内閣総理大臣は第二百七回国会において所信表明演説を行った。

 

 

 

人への分配は、「コスト」ではなく、未来への「投資」です。

 

官と民が、共に役割を果たすことで、成長の果実をしっかりと分配し、消費を喚起することで、次の成長につなげます。これこそが、持続可能な経済、そして、成長と分配の好循環による新しい資本主義を実現するための要です。

 

まずは、国が率先して、看護・介護・保育・幼児教育などの分野において、給与の引き上げを行います。

 

介護、保育、幼児教育の現場で働く方については、来年二月から三%、年間十一万円程度給与を引き上げます。

(2021/12/6)

www.kantei.go.jp

 

 

 

小泉改革以降の新自由主義的政策からの転換を訴えている岸田総理の主張は、「分配が成長を促す」だ。

 

自民党総裁選で「新しい資本主義」を掲げ、新自由主義からの政策転換を打ち出した岸田総理は、はたして本当に低所得者や貧乏人を救ってくれるのか?

 

岸田総理の考える「新しい資本主義=持続可能な経済」は、「一部の勝ち組が富を独占するのではなく、果実を貧乏人に分配する事で消費を喚起して成長につなげる」事を言っているんだと思う。

 

金持ち(高所得者)より貧乏人(低所得者)のほうが消費性向(消費÷所得)が高い。

 

つまり、貧乏人の所得が増えると消費は増える。故に、岸田首相が主張している果実の分配を貧乏人に対して実行すれば、成長につながると言うのは、誰もが納得のいくロジックだ。

 

さらに、貧乏世帯の所得が増えれば、多くの家庭で子供への教育関連の支出が増えるので、日本の人的資源が高度化する。

 

貧乏家庭の親だってバカではない。子供への教育の重要性をしっかり理解している。しかし、教育費に支出できる貯蓄がまったくない状態だから諦めている。そして、貧乏家庭の子供も「どうせウチは貧乏だから…」と人生の早い時期に諦めて、やる気を喪失してしまう。

 

もし、岸田総理がガチで「貧乏家庭に十分な果実を分配する政策」を実行すれば、貧乏家庭の親も子も、「諦め」から「希望」へと「マインドを転換させる」事ができる。

 

富裕層による富の独占を許さず、果実を貧乏人へ分配する事で、「消費の喚起と人的資源の高度化の両方を実現させる」事が出来る。

 

多くの日本人が「日本で生きる事」「絶望」から「希望」に転換するためには、果実を貧乏人へ分配する以外に方法はない。

 

一部の成功者だけが富を独占しているような日本社会では、多くの人が貧乏であるが故に結婚を諦め、少子高齢化に歯止めをかける事ができない。

 

貧乏人への分配こそが、政府が今、本当にやるべき事だ。それを、ないがしろにして、人手不足を理由に事実上の移民政策をやってしまったら、ガチで日本の未来は闇だ。

 

岸田総理大臣には、事実上の移民政策をやる前に、まず、貧乏人を救って欲しい!

 

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