みなさん、お疲れ様です。
今日も、臨床心理士のつぶやきです。
これって、あまり面白くない…かな?
もし、この手の話が「退屈だ!」って思う人がいたら、ごめんね。
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メンタルクリニックでの通常の診療では、必要に応じて薬など身体に直接働きかける方法を使って、患者さんの症状の改善を目指しています。
だけど、薬を使わず、症状の元となったさまざまな根本的な問題について話をしたり、話を聞いたりする事で、時間をかけて解決していくのが精神療法(心理学の世界では心理療法)と言います。
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具体的に精神療法(カウンセリング)とは一体何なのか…?
定義するのが難しいんだよね。
メンタルクリニックで患者さんと臨床心理士が一定の時間言葉を交わし、料金が支払われる。そして患者さんが再びカウンセリングに訪れる意欲を持ち続ける限りは、このプロセスは継続していく。
精神療法(カウンセリング)の継続を求める患者さんは、どんなモチベーションを持っているのか?
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【患者さんがカウンセリングに求めている事】
- 自分の話を臨床心理士に聞いてもらって共感してもらう
- 自分が抱えている心の苦しみに関して臨床心理士に説明をしてもらう
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どうして人は自分の悩みを誰かに聞いて欲しいのか?
どうして人は自分が体験した事を誰かに話したいのか?
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カウンセリングで臨床心理士に話を聞いてもらって、共感してもらう事で、患者さんは自分という存在を認めてもらいたいと言う自己愛的な欲求が満たされている…のかも知れない。
いや、ちょっと、まってくれ、、、「自分という存在を認めてもらいたい」って言うのは、具体的にどういう事なんだ?
う~ん、、、もしかすると、人は「自分の存在そのもの」と言うよりは、自分を定義するような何か、自分が持っている何かについて、誰かに見てもらいたい、そして認めてもらいたいと欲している…のかな?
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臨床心理士って、毎日こんな事を考えて生きています。
普通の人から見ると、まるで不思議ちゃん…?
「そんな事ばっかり毎日考えていて楽しいの?」って思われるかも知れない…。
別に楽しくはないけど…
いや、楽しいよ…
いや、楽しくない…
いや…
…。
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