みなさん、お疲れ様です。
そう言えばコロナ騒動の中で、「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」という本が売れてるみたいだね。
「ブルシット・ジョブ」って牛の便のように「無駄な仕事」という意味です。
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2020年からコロナ騒動により世界中で厳格なロックダウン措置が行われた。
気軽に外を出歩き、人と接することが禁じられ、テレワークを強制させられて、その結果多くの人が気付いてしまった…世の中の殆どの仕事がテレワークで出来てしまうのなら、「毎日満員電車に耐えながら出勤して、自分が行っていた仕事は、実はなんの意味もなかった」のではないか…?
世の中は文字通り、「クソどうでもいい仕事」に溢れていたってこと…?
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日本の労働価値観って、仕事は我慢と苦痛を伴うからこそ尊いっていう倒錯したモラルが根強いよね。
例えば、「石の上にも三年」って言葉があるけど、これはどんなに苦痛を伴う仕事であっても辛抱していれば、やがて、好転の芽が出てくるっていう意味だ。
たとえ無意味に思えてもその苦痛に耐えてこそ、仕事に対する道徳心や倫理観が養われるという考えが日本にはある。
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ただ、こうした考えは人生の可能性を狭めてしまう危険性がある。「石の上にも三年」の言葉に縛られて長時間労働と無駄な仕事に耐えていると、本来は悩まなくてもいいことに悩むようになっていく。
もっと自分がやりたい事を突き詰められる仕事に従事できれば、多くの人がより文化的に豊かな生活を送る事ができ、個人の可能性も広がっていくはず。しかし残念ながら、そうなっていないのが今の日本の現状だ。
コロナ禍で、この社会は多くのものを失いつつある。「クソどうでもいい仕事」に苛まれ、生きる気力まで失うようなことは避けたいよね。
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