ブログの読者様、お疲れ様です。
今回は少しだけ精神分析的なお話をしますね。
人は嫌なことに直面したあと、それを認めたくないとき、いつまでも考えていると辛いときなど、自分の心を守るために忘れようとする。それが抑圧。
抑圧というのは、不快なことを思い出さないようにする心の働きのことで、抑制や排除、否認や否定、あと解離の概念も含んでいる。
人には、不快なことを忘れる力がある。だけど、抑圧により忘れられたものと、通常の忘却は違う。なぜなら抑圧によって忘れられたものは、その本体は消えてなくなったわけではなく、無意識という心の別の部分に移ったと考えられるからだ。
無意識とは、通常私たちが思い浮かべることのできるもの以外の膨大な「思い」を蓄えた心の領域であり、普段はそれを意識化したり、思い浮かべる事はない。
つまり人の意識とはスポットライトを浴びた舞台のようなもので、そこで起きていることは確認できる。だけど舞台の裏では別のことが進行しているけど、そこはスポットライトを浴びる事がないので、観客にはそこでの動きが見えない。しかし、舞台裏で起きていることは、表舞台にさまざまな形で影響を与える。
「思い出したくないものは、忘れる・思い出さない」という問題は実はすごくややこしい。「嫌なこと、不快なことを忘れて、考えない」ということが果たして、本当に可能なのかという問題は、結論を出すのが難しい。なぜなら人にとって「嫌なことは同時に気になること」でもあり、心はそれを放って置いてくれないからだ。
人が楽しい事を考え続ける、やり続けるというのはシンプルなロジックだ。楽しいことだったら、心はそこに簡単に戻っていけばいいのだから。ところが嫌なことや不快なことの場合は、それがいったん心に入り込みそうになると、それを押しやるという心の作用が生まれる。思い浮かべることが心に痛みを生じる場合、その内容は意識から押しのけられ、無意識の領域に隔離される、と考える。
では、無意識の領域に佇む膨大な「思い」は、最終的にどうなるのか?
いつか自然に消えてなくなるのか?
それとも、、、決してスポットライトを浴びる事のない「その思い」が、表舞台に出て来る事は有り得るのか?
ロスジェネや就職氷河期世代が抱えている抑圧された「思い」が、そろそろ表舞台に出て来るような気がする、、、今日この頃。
ヤバいよね…。
ハッキリ言って日本政府はロスジェネや就職氷河期世代を救う気はないからね。
このままだと日本の未来は暗いな…。
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