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臨床心理士が、精神科医について、ちょっと生意気な事を言います。

 

病院の精神科に通った事がある人はご存じだと思いますけど、臨床心理士(または公認心理師)が精神医学的な診断を下したり、処方箋を書くことは絶対に出来ません。

 

精神医学と臨床心理学は異なる。

 

故に、臨床心理士は「精神医学については知らない」という事になっている。

 

だから、臨床心理士は精神医学にはタッチ出来ない…というのが病院の精神科では基本大前提になっている。

 

 

 

では、精神科医は精神医学のエキスパートなのか?

 

精神科医なんだから、当然、精神医学のエキスパートのはず…だよね。

 

 

 

精神科医は患者さんの診察をする。

 

そして、診断を下す。

 

そして、処方箋を書く。

 

 

 

だけど…。

 

 

 

多くの精神科の薬は、「なぜ、そしてどのように効くのか」という事が詳しく分かってはいない。

 

っていうか、メンタル疾患が、「なぜ、そしてどのように生じるのか」も、たくさんの仮説があるだけで、明確な事は分かっていない。

 

 

 

つまり、原因が明確に分かっていない病気に、どのように働くのか良く分かっていない薬を出すという事をしているのが、精神科医なのである。

 

ただ、精神科医は、「どのような薬を服用した患者さんが、どうなるか」については、詳しく分かっている。

 

「どのような薬物を入れたら、脳がどんな反応をするのか」について、豊富な臨床経験を有する精神科医は、それを知っている。

 

 

 

ということで、「精神科医は精神医学のエキスパートである」と言える…かな?

 

 

 

臨床心理士 & 公認心理師の分際で、精神科医について、ちょっと生意気なことを言ってみました。

 

 

 

「臨床心理士は精神医学を知らないんだから黙ってろ!」って感じで、もし精神科医が臨床心理士にマウンティングをしたら、「原因が明確に分かっていない病気に、どのように働くのか良く分かっていない薬を出しているくせに、偉そうにマウンティングするな!」と、言い返したい気持ちになる…時もある…かな?

 

まぁ~実際に精神科医に対して、精神科医の下請けである臨床心理士が、そんな事を言えるわけないけどね。

 

 

 

ここまで精神科医をディスるようなことを言っておきながら、結論としては、精神科医は優秀であるってことを書いておきます。

 

 

 

精神科医はメンタルが落ち込んでいる人と対面したとき、臨床心理士のような心因論的な見方をしない。

 

臨床心理士は落ち込んだ人を見ると、「何か心が傷ついてしまうような苦しい事があったのだろうか?」と考えるが、精神科医は、「セロトニンの量に異常があって、うつ病になっているんじゃないのか?」「セロトニンの量を調節する薬で、メンタルの落ち込みを改善させよう」と考える。

 

 

 

だから、精神科医の診察は、臨床心理士のカウンセリングのような傾聴や共感で、時間を多く取られることはない。

 

病院経営の視点で見れば、臨床心理士の心理療法よりも、精神科医の薬物療法の方が生産性が高いと言える。

 

ゆえに、オンビジネスの視点で言えば、精神科医は優秀であると言える。

 

 

 

そうです。

 

精神科医様は優秀でございます。

 

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