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臨床心理士と公認心理師の有資格者です♪

フジテレビ・中居正広問題における「性暴力」とは何を指すのか?定義をめぐる社会的議論と心理的影響について少し考えてみた。

2025年5月12日、中居正広の弁護団が、公に6枚に及ぶ文書を発表した。

 

そのなかで弁護団は、

「一般的に想起される暴力的、または強制的な性的行為は確認されなかった」

と強く主張している。

 

これは、フジテレビが設置した第三者委員会が2025年3月末に公表した報告書の内容に対する、明確な反論の意志を示したものである。

 

臨床心理士としてこの問題を見つめるとき、焦点となるのは、いわゆる「性暴力」という言葉が持つ定義と、それがもたらす心理的・社会的影響だ。

 

第三者委員会は、

「女性Aさんが2023年6月2日に中居正広の自宅マンションを訪問し、そこで性暴力に該当する被害を受けた」

と認定した。

 

この「性暴力」という言葉について、第三者委員会は、

「WHO(世界保健機関)の定義に準拠しており、それは単に身体的な暴力に限らず、心理的威圧、望まない性的発言、同意なき誘いなど、広範な行為を含む」

としている。

 

これは、加害の意図が明確でなくとも、被害者が心理的に強いストレスや恐怖、不快感を覚えた場合に該当しうるものであり、従来の「強姦=暴力的な性交」という狭義の理解を超えている。

 

一方で、中居正広の弁護団は、この定義そのものに異議を唱え、

「性暴力という言葉が日本の一般市民に与える印象と社会通念は、凶悪性犯罪のようなイメージをア縦、そのことが不当に中居正広の名誉を傷つけている」

と主張した。

 

このような構図のなかで重要なのは、法解釈だけでなく、被害を訴えた側・訴えられた側の双方の心のケアと尊重だと思う。

 

特に、性に関するトラウマや羞恥心、あるいは信頼関係が崩れた経験などは、当事者の心に深い傷を残す。

 

今回のように、「性暴力」という言葉が持つ定義の差異は、司法やメディア、そして私たち一人ひとりの意識に大きな影響を及ぼすので、臨床心理士としては、そうした言葉(性暴力)の重みを認識しつつ、どちらの立場であっても、まず人間として尊厳を持って丁寧に向き合う姿勢が欠かせない、と思う…今日この頃です。

 

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