人生を振り返ると、誰もが、「もっと、ああしておけば良かった…」とか、「あのときの選択が間違っていた…」と、思う瞬間がある。
残念だけど、過去の出来事を変える事はできない。
記憶は固定され、再生される度に微妙に変化する事はあっても、事実そのものを消す事はできない。
では、絶望的に思える過去の失敗は、私たちに何の意味もないのだろうか?
それは、違う!
人間の脳は、学習と行動の為の装置で、過去の経験は、今の判断力や意思決定の質を支える材料になり得る。
たとえば、過去に失敗して傷ついた経験があると、脳は同じパターンを避けるように学習する。
これを心理学では、負の経験の学習と呼ぶ。
重要なのは、過去にとらわれるのではなく、今の自分が有する能力や資源を最大限に使って未来を設計する事だ。
まずは、今の心を整える。
自分の感情を観察し、ストレートに受け止める事(マインドフルネス)は、心を冷静にし、これからの前向きな人生選択を可能にする。
「私は、多くの過去の失敗から学んだ。だからこそ、今はこう行動できる!」という自己受容の態度が、未来を形作る力になる。
そして、小さな行動の積み重ねが、ポジティブなマインドを育む。
心理学では、自分は行動できるという感覚(自己効力感)が、人生の行動力を左右すると言われている。
過去を責めるよりも、今できる小さな一歩を踏み出す事が、未来を変える最も確実な方法だ。
次に、脳の前頭前野の活用を意識する。
判断力や計画性を司る前頭前野を使えば、衝動的ではなく戦略的に行動できる。
さらに、報酬系の最適化をする。
ドーパミンを意識して、小さな成功体験を積み重ねると、モチベーションが持続する。
最後に一番重要なのは、過去は変えられないけど、「過去を活かす事はできる!」と信じる。
過去の失敗や後悔を、過度に責める必要はない。
今の自分の頭と行動力を使えば、未来を自由にデザインできる。
意識すべきは、過去への後悔ではなく、今の脳で未来を作る事。
今日の一歩が、明日の自分を変えてくれる…と思う、今日この頃です。
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