Laugh & be happy

臨床心理士と公認心理師の有資格者です / YouTubeもよろしくね♪

絶望感と虚無感 

 

「絶望感」「虚無感」が混同されて使われることがあるんだけど、これらは微妙に異なる概念なんだよね。

 

 

 

絶望感は、何かが失われたり、望みがかなわなかったりしたときに生じる感情で、自分の置かれた状況に対して希望を失い、未来への道筋が見えなくなるような状態のこと。

 

この絶望感って、ある種の情緒的な深みを伴う。

 

人は、絶望感を抱くことで、その状況を克服しようとするエネルギーを喪失してしまうことがある。

 

 

 

虚無感は、何もかもが意味を持たないように感じられる状態のこと。

 

自分の人生において、生きる目的や意義を見いだせない、あるいは生きる喜びを喪失したときに現れて、何をしても何の価値も感じられず、楽しい気持ちにもなれず、ただ時間だけが過ぎ去るような虚しい感覚。

 

虚無感は、絶望感とは異なり、感情的な深みよりもむしろ精神的な空虚さを伴う。

 

 

 

絶望感と虚無感、この二つのネガティブな感覚は、時に互いに影響し合い、境界線が曖昧になることもある。

 

でも、そのネガティブな感覚から目を背けず、向き合うことで、自己理解へと繋がり、そうすればネガティブな感覚がポジティブな感覚に転換して、自分自身や他者との関わり方が変わることも、きっとあると思う。

 

 

 

絶望感は克服の糧となる場合もあるし、虚無感を感じることで新たな意味を見出すことも出来るはず。

 

 

 

そんなこんなで、絶望感と虚無感について考えてみました。

 

自分の感情に正直に向き合い、残された人生を意味ある日々として過ごして行きたいと思う…今日この頃です♪

 

もし、ご支援を頂けるのなら、下記のリンクを経由してamazonか楽天で何でも良いのでお買い物をして頂けると、当ブログに収益が発生しますので、よろしくお願いします。

【amazonリンク】

【楽天リンク】

 

下記のボタンを1日1回クリックして頂けると、にほんブログ村のランキングがアップしますので、よろしくお願いします。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ
にほんブログ村