東京都内で7月31日、新たに4058人のコロナ感染者が確認された。1日の感染者が4000人を超えるのは初めて。7月30日まで3日連続で3000人を上回っていた。
東京オリンピックの開幕後の感染拡大が過去最悪のペースで加速している。
7月31日までの7日間平均は2920人で、増加比は前の週の2倍以上となる217%となり、拡大のスピードが更にあがっている。
【速報】東京で新たに4058人 過去最多を更新
東京都の新規感染4058人 初の4000人台 新型コロナ
東京感染者4058人 過去最多、初の4000人超
7月31日、全国で1万2341人の感染が発表されて、感染者数が段々とイギリスやフランスの水準に近づいている。
だけど…
宣言拡大決定も人出急増
過去最悪のペースで感染が拡大しているのに、本格的な夏休みシーズンを迎え、各地で人出が増えているとの事…。
東京都の担当者はメディアの取材に対して「ワクチンを早く普及させる他になかなか策がないのが現状だ。特に、若い世代への接種が重要だ」と話していたけど、ワクチンで本当に感染拡大に歯止めをかける事が出来るのだろうか?
新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」は水痘並みの感染力があり、従来株より重症化しやすく、ワクチン接種済みの人でも未接種者と同様に感染を広げる可能性があることが、米疾病対策センター(CDC)の内部文書で明らかになった。
CDCが作成した発表用のスライドでは、デルタ株によって「戦局が変わった」と指摘されている。スライドについては米ワシントン・ポスト(Washington Post)が最初に報じ、AFPもその存在を確認した。
スライドによると、ワクチン接種済みの人が感染する「ブレイクスルー感染」は以前考えられていたようにまれではなく、今では接種済みの米国人1億6200万人のうち、週に3万5000人が感染して症状を示している要因となっている。
他国の調査結果によると、従来の新型ウイルスの感染力は風邪と同程度だったが、デルタ株は感染者1人が平均8人に感染させる。これは水痘と同程度の感染力だが、麻疹よりは低いという。
アメリカのCDC(疾病対策センター)が、「新型コロナのワクチン接種を完了した人がデルタ株に感染した場合、未接種の感染者と同じ程度のウイルス量があり、他人に感染させる可能性がある」とが警戒を呼びかけた。
つまり、ワクチン接種でデルタ株の感染拡大を食い止める事は…出来ないかも知れないのか…。
ところで、デルタ株の次は…何だ?
新しいワクチン抵抗性を有する変異株は…どこから来る?