爆発的な感染拡大に伴い、日本の新型コロナ感染者がこれまでで最も増えている中、入院できず「自宅療養中に死亡するケース」が相次いでいる事が、メディアで連日報道され、「日本の医療が崩壊しているのでは？」と懸念が広がっている。
各自治体は、患者が酸素吸入を受けられる「酸素ステーションの設置」といった対応を急いでいるが、「感染者の隔離」については投げ出してしまったのだろうか？
厚生労働省は20日、新型コロナウイルス感染による全国の自宅療養者が18日午前0時時点で9万6709人になったと発表した。前の週（11日時点）から2万2646人増え、10万人に迫った。
新型コロナウイルスに感染しても、病床不足で自宅療養する人が10万人に迫っている。「感染者を隔離できない」という事は、日本の新型コロナ対策の状況は、既に制御不能の状態に陥ったのではないか？
「現在の感染拡大状況は災害級だ」という専門家の警告が相次いでいる中、「新型コロナに感染した妊娠中の女性の入院先が見つからないまま自宅で早産し、新生児が死亡する」という痛ましい事故も起きてしまった。
新型コロナウイルスに感染した妊婦が、入院先が見つからないまま、医師の見守りもなく、自宅で早産をしていた。男児は亡くなった。
東京では、8月2日～8月8日、自宅などで新型コロナの症状が悪化し救急搬送を要請した患者の内、およそ６割が「受け入れ先の病院が見つからない」などの理由で搬送されていなかった事が報道されている。
もし…新型コロナに感染しても、「人工呼吸器で酸素吸入をしなくてはならないレベルでも入院できない」「ICUに入るほど重症でなければ病院で医療が受けられない」という状況ならば、既に医療崩壊だよね…。
都内では自宅などで容体が悪化し救急搬送を要請したにもかかわらず、病院に搬送されなかったケースが今月２日から８日までの１週間だけで９５９件に上ったことが関係者への取材で分かりました。これは、コロナ関連での救急要請全体のおよそ６割にあたります。
CDC（米疾病対策センター）は、新型コロナウイルスのデルタ株は1人の感染者から平均5〜9人に感染すると算出しており、これは「季節性インフルエンザなどよりも感染力が強く、空気感染する水痘と同等」と考えられている。
米疾病対策センター（ＣＤＣ）は、新型コロナウイルスの変異株「デルタ」には水ぼうそう並みの感染力があり、ワクチン接種を完了している人にも感染する可能性があるほか、従来のコロナウイルスよりも重症化する恐れがあるという内部文書を公表した。
家族の内、「もし一人でも感染したら」、同居家族の全員を巻き込んでしまう。
新型コロナウイルスの変異株はどこまでひどくなるのか？
想像もつかない…。
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