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大切なことを他人に任せるリスク

 

大谷翔平選手と、彼の元通訳の水原一平氏の騒動について思う事。

 

それは「大切なことを他人に任せるリスク」だ。

 

ドジャース・大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、本拠地でのエンゼルスとのオープン戦を前に、水原一平元通訳の解雇騒動を受けて会見を行い、声明を発表した。

 

約100人が集まり、ロバーツ監督やフリードマン編成本部長も姿を見せた11分の中で「まず、僕自身も信頼していた方の過ちを悲しく、ショックですし、今はそう感じています。僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それを頼んだことはない。僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したことももちろんありません」などと思いを明かし、賭博や送金への関与を完全否定した。

 

news.yahoo.co.jp

 

世界的なスポーツ選手は、プロとしてチームやスポンサーと契約を結ぶ際、自分で交渉をするのではなく、どうやら代理人を立てて交渉をするようだ。

 

その代理人に毎月の収支や口座の管理、煩わしい重要書類の管理など、大切なことを任せる。

 

故に、スポーツ選手本人はそのスポーツだけに専念できる。

 

 

 

だけど、その反面、「交渉力や金銭管理のスキル」が身に付かない。

 

自己成長の為には、どんなに煩わしくても、自分で契約交渉をして、自分で決断をして、自分で金銭管理をすべきた。

 

それなのに、多くのスポーツ選手はなぜ「契約交渉やお金の管理を他人任せ」にしてしまうのだろうか?

 

その原因は後悔回避バイアスだと思う。

 

 

 

後悔回避バイアスというのは、自分で交渉して、自分で決定して、自分で管理して、その結果失敗して、後悔するのが嫌なので、自分で意思決定や管理をする事を避けようとする心理防衛的なメカニズム。

 

後悔回避バイアスに従って、大切なことを他人に任せると、精神的な負担は軽くなる。

 

でも、「大きなリスク」を背負い込む事になる。

 

大谷翔平選手は、信頼している人から裏切られただけではなく、今後は「賭博への関与疑惑」を背負って行かなくてはならない。

 

 

 

「やっぱり大切なこと、特にお金に関することは、自分で管理した方が良い」

…と思う、今日この頃です。

 

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