デルタ株がガースーの野望（自民党総裁選前の衆院解散戦略）を打ち砕いた。
ガースーは、オリンピックで日本人選手が活躍して、ワクチンで感染拡大を封じ込め、次期衆院選を勝利で終えた後に総裁選を実施して再選を模索する戦略だったが、デルタ株の「ブレイクスルー感染」が全てを打ち砕いた。
オリンピックは日本人選手の活躍で盛り上がった。しかし、ガースーは「デルタ株の猛威」に効果的な策を講じないまま後手後手の対応に追われた。
ガースーのワクチン一辺倒の楽観主義は、デルタ株の感染拡大によって打ち砕かれたが、日本より先にワクチンの普及した世界各国で感染が再拡大していた訳なので、当然の結果だと言える。
ガースーの世論調査の支持率はボロボロだ。
共同通信社による全国電話世論調査（14～16日実施）で菅内閣の支持率は31・8％で発足以来、最低を更新し、不支持率は50・6％で初の過半数超え。首相を、「続けてほしくない」は65・1％と逆風は強まっている。
総裁選、次期衆院選への弾みを狙った東京五輪開催も、感染拡大の一因になったと「思う」が59・8％に上るなど、菅首相の思惑はことごとく外れた。
不人気を裏付けるように、ガースーの「お膝元の横浜市長選」は惨敗となった。
菅義偉首相の地元である横浜市の市長選で、首相自身が全面支援を打ち出した前国家公安委員長の小此木八郎氏が敗れ、政権に激震が走った。衆院議員の任期満了まで残り２カ月。９月の自民党総裁選に向けて「党の顔にならない」と交代を望む声が広がるのは必至だ。
デルタ株の感染拡大に歯止めをかけられず、 医療崩壊直前、支持率もボロボロ、緊急事態宣言延長で自民党総裁選前の衆院解散戦略は困難となり、総裁選を突破するハードルは高くなった。
ガースーの求心力回復はワクチン頼み、それだけか？
ガースー、どうする？
ワクチン頼み以外に、何もないのか？
このまま終わってしまうのか？
ガースー！
負けるにしても、このまま何もやらずに終わるなよ！
消費税ゼロと一律給付金を貧乏人に配れ！
これが出来るのはガースーだけだ！
行け！
行くんだ！
ガースー！
自民党「菅首相では戦えない」 横浜市長選 惨敗で
横浜市長選大敗で「菅首相では衆院選戦えない」の声 総裁選は
