Laugh & be happy

臨床心理士と公認心理師の有資格者です / YouTubeもよろしくね♪

自分は悲しい気持ちで歩いているのに、他人は笑っている。

 

冬がめぐる街のどこか。

 

自分が悲しみのどん底にいるとき、道ですれ違う世間の人たちは、みんなまったく関係なく、笑いながら歩いている事が、なんだか不思議に感じる。

 

そんなの当然だよね。

 

不思議に思う自分のほうが、おかしい。

 

もし、ある日、死に繋がるようなリスクを伴った病気を宣告されたら、あなたは何を感じますか?

 

絶望して泣き暮らしますか?

 

それとも…。

 

病気の宣告は、人間の精神の一番大切なところに忍び込み、心を極限の状態にまで追いつめる。

 

悲しみや嘆き、孤独や絶望、怒りや苛立ち、そして弱さや醜さといった負の内面をむき出しにさせて、人間性を試してくる。

 

病気って、恐ろしい。

 

そして、底意地が悪い。

 

試された人間の心と身体が、ボロボロに朽ち果てて行くのを眺めているのだから。

 

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