さて、皆さんは臨床心理学に興味はありますか?
え、ない…。
まあまあ、そう言わないで。
現代社会はIT技術の発展と共に、どんどん人間関係(間接コミュニケーション)が複雑になっているよね。
心の問題を抱えている人も増えてきた。
精神疾患を有する総患者数は約419.3万人おり、増加傾向である。
入院患者数は過去15年間で減少傾向である一方、外来患者数は増加傾向である。
精神疾患を有する外来患者の総数は、増加している。
疾病別にみると統合失調症が最多であるが、近年は認知症と気分障害の伸びが大きい。
心の悩みや葛藤への対処法の一つとして発達した学問が臨床心理学だ。
臨床心理学は心理学の1分野で、心の悩みや葛藤を、心理的なアプローチによって解決や癒しの手助けを目指して、実際に臨床活動を行う為の心理学。
臨床心理学を学ぶことで、もしあなたが心の傷を抱えたとき、メンタルケアを自分自身で出来るようになれる…かもよ。
っていうことで、肩の力を抜いて、リラックスして、臨床心理学を学んで行こう!
きっと あなたの人生に役に立つ知識をお届けできると…思う…たぶん。
まぁ、とりあえず、読んでね。
心理学とは…?
心理学とは、人を精神的に援助して、心を幸せにする科学である。
もっと具体的に言うと、人の心と身体の関係や行動を解明する科学のこと。
心理学の研究分野は多岐にわたる。
臨床心理学は、それらの研究分野の一つ。
臨床心理学とは…?
気持ちとか、心って、目に見えないよね。
でも、気持ちや心は、私達の生き生きした毎日を支える大切なものである事は、みんな知っている。
臨床心理学は、自分の心の中にある悩みや葛藤をもった人が、その問題を解決できるように、また、心を癒す事が出来るように援助する為の理論や技法。
悩みを抱えている人が、その現実に対応できず、不安や緊張、葛藤を処理できなかった場合、その結果として様々な問題行動を起こすことがある。
その原因や治療法、及びカウンセリングの理論や技法で、悩みを抱えている人の心をケアして援助することを「心理臨床」という。
その「心理臨床」の専門家が「臨床心理士」だ。
因みに、臨床心理学は、それだけで独立して存在することは出来ない。
他分野の心理学や精神医学との関係性も深い。
また、哲学や宗教学、芸術など、心について考えてきた様々な学問とも多彩な接点がある。
プラトンの「葛藤」の概念、アリストテレスの「カタルシス」の概念、ギリシャ悲劇をはじめとする作品に見られる「苦悩」や「自己愛表現」なども、臨床心理学に大きな影響を与えている。
さらに、日露戦争の頃から、戦争神経症などの兵士の内面的問題がクローズアップされ、精神分析的な治療が進んだと言われ、臨床心理学は戦争とも関係性が深い。
臨床心理士とは…?
心に対する考察は、ギリシャ時代からプラトンやアリストテレスによって行われていた。
悩みの相談は、臨床心理学に限らず、古今東西の各方面から実践されてきた。
哲学・宗教学・医学・文学・芸術なども、人の心にアプローチをする重要な学問領域だと言える。
臨床心理学のルーツを辿ると、基礎の心理学から生まれた部分の他に、こうしたもっと歴史の古い学問(特に哲学や宗教学)との接点が多く見受けられる。
だけど、自己流に色々な分野の学問をかじっただけでは、明確な根拠や専門的な知識を有するとは言えない。
闇雲に、ただひたすら相談援助活動を行うと言うだけでは、心の専門家(心理臨床家)とは言えない。
そこには、科学的な根拠が必要とされ、それに基づいて相談援助活動を実践するからこそ、その結果から、仮説の修正や、理論の確立が可能となり、尚且つ、効果的なカウンセリング技法や知識を蓄積する事が出来る。
このような心理臨床の専門家こそが、臨床心理士である。
臨床心理士の業務は、心理アセスメント、心理面接(心理療法)、地域援助(コミュニティ心理学的アプローチ)、研究の四つが柱となっている。
これは要するに、臨床心理士が身に付けるべき、臨床心理学の骨組みに他ならない。
因みに、「臨床心理士」や「臨床心理学」の「臨床」と言うのは、ギリシャ語が語源で、「床に臨む」…つまり病や死の床を示している。
しかし、臨床心理学の対象は、心の問題を抱えている人全てである。
今日は、ここまで!
最後まで読んでくれて、ありがとう~♪
※臨床心理学を学んでみる?(2)に続く…たぶん。
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