Laugh & be happy

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「死恐怖症」について思うこと。

 

みなさんは、「死恐怖症」をご存知でしょうか?

 

死を恐れることで、行動範囲が狭まり、生活も困難になる人の苦悩に関して解説しているYouTube動画を貼っておきますので、宜しければお暇なときにでもご視聴ください。

 

 

 


www.youtube.com

 

 

 

人は社会的な動物だ。

 

だから、他の動物とは違う…?

 

でも、人は野生動物が他の動物に遭遇した時の反応と、同じような反応をとる。

 

遭遇する相手が、もしかすると自分に危害を加えて来るか分からない。

 

故に、警戒モードをオンにして、「死の恐怖」を感じて、「死」を回避する行動を選択する。

 

しかし、この状態(常に警戒モードをオンにする)では、社会生活をやっていけない。

 

なので、社会的な動物である人間は、社会に適応する為に警戒モードをオフにして、社会生活を「普通」に営む。

 

 

 

 

 

 

例えば、車や電車、飛行機が低い確率で事故を起こす可能性があっても、そのリスクを「考えないようにする」とか、「そんな事故は起こらない」と言う、自己欺瞞を一つの能力として獲得することで、日々の生活の中で、恐怖心に脅えないで車や電車を利用することが出来る。

 

道路を歩くとき、「アクセルとブレーキを間違えた暴走車が突っ込んでくる」とか、「通り魔がいきなり後ろから背中をナイフで刺してくる」とか、そういうリスク認識を抑圧して、そんな事故や事件は「起こらない」と、思い込むことが出来るからこそ、人は家を出て、必ずしも安全でない外的世界へ適応していける。

 

 

 

野生動物と違って、社会的な動物である人間は、戦争や犯罪、そして自然災害の恐怖を十分に知りながら、それでも「他者は、そして世界は、安全である」という想定を行うことで、ここまで社会生活を営んで、発展して、生き延びて来たんだ、と思う…今日この頃です。

 

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