みなさんは過去の楽しい思い出に浸ることは、お好きですか？
ノスタルジーの感情にハマりすぎると、無気力になる危険性があるので、気をつけてくださいね。
ノスタルジーと言うのは、過去についての懐かしい記憶や感情のこと。
過去の記憶と紐づく場所、人、音楽や匂いなど、特定の刺激を受けると、人は懐かしい感情が引き起こされて、心地良い気分になる。
私達が過去（子供時代や学生の頃に経験した楽しい思い出）に対してノスタルジックな感情を持つ心理は、自分が過去にいた場所や時代に戻りたいという強い願望の表れと言える。
気をつけなければいけないのは、過去の思い出に気持ちを向けすぎると、現在や未来への意欲や情熱、希望が消失して、無気力状態に陥る危険性があるってこと。
ノスタルジー自体が無気力を引き起こす「悪者」ではないけど、ノスタルジックな感情（過去を懐かしむ感情）は、過去に幸せを感じた瞬間に焦点を置いてしまうため、現在のやるべき事への情熱や未来に対する希望のエネルギーが、減少する恐れがある。
楽しかった過去を思い出して、ノスタルジーの感情に浸ること自体は、ストレス解消になったり、心の安定化をもたらすので良いことだけど、それが過去への執着につながって、辛すぎる現実からの逃避や未来に対する興味の消失に繋がると、あまり良くない。
ノスタルジックな感情を楽しみながら、現在の抱えている課題や問題と向き合い、未来への目標や興味を持つことは両立可能だと思う。
過去の楽しかった思い出に浸る事で気持ちをリラックスしたり、ストレス解消をしながら、現実の問題と向き合い、そして、未来に向けて新しいチャレンジをすることが健全である、と思う…今日この頃です。
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