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「非モテの病」について臨床心理士が解説します。

 

ふと思ったことがあれば、今いる場所に関係なく情報発信できるのがブログの魅力だよね。

と言う事で、ちょっと時間があるので、今思ったことを適当に書いてみようと思う。

 

中高年で、スペックが低い非モテ男性に対してカウンセリングをすると、彼らは頑なに恋愛や結婚を否定したり、いわゆる「独身バンザイ」を肯定する発言をしたり、自分が非モテだから恋人がいないのではなく、あくまでも「恋愛に興味関心が薄い草食系男子だからひとりでいる」と主張して、女性とのコミュニケーションを避けたり、恋愛に積極的に挑戦することを恐れる場合が多い。

 

これが「非モテの病」である。

 

では、この非モテの病を精神分析における因果関係と防衛機制で、適当に解説するから、適当に読んで下さい。

 

女性とのコミュニケーションを避けたり、恋愛や結婚に対して過度に否定的な感情や恐怖を有する非モテ中高年に対する精神分析は、「若い時の経験や子供の時の出来事が現在の感情や行動に影響を与えている」という考え方に基づいて行う。

 

したがって、若い時の経験が後の女性や恋愛に対する拒否感や恐怖症、そして不安症状に因果関係を持つ可能性があるとされる。

 

臨床心理士は、この因果関係を明らかにするために、カウンセリングや精神分析のセッションでクライアントの過去を探求し、特定の経験が感情や行動にどのような影響を与えたかを理解しようとする。

 

精神分析によって、この因果関係を浮かび上がらせることができる。

しかし、防衛機制が作動し続けている限り、非モテ男子が抱えている女性や恋愛に対する拒否感や恐怖心は完全に消えることはない。

あれこれと口実をつけて、女性と接することや恋愛に挑戦することを避けようとする。

 

防衛機制は、心理的な安定を保ち、恐怖や不快な感情から身を守るための無意識のプロセスだ。

過去の苦痛やトラウマに関連する恐怖や不安を感じる場合、防衛機制が働き、その感情や経験を避ける傾向がある。

 

たとえば、学生時代に非モテでバカにされたり、女性に告白した時に傷つく経験を有している男性は、その後の人生において女性に恋愛感情を持つことを避けたりすることが防衛機制の一例だ。

 

精神分析的な視点から、過去の経験に基づく恐怖や不安は、完全に消失することは難しいとされている。

なぜなら、これらの感情は深層心理に根ざしており、簡単には取り扱えないから。

しかし、新しい経験や成功体験を積み重ね、記憶を上書きすることが出来れば、その恐怖や不安を緩和させることができる。

 

防衛機制が作動している間は、恐怖を緩和させるのは難しいこともあるが、女性に対する対人恐怖の感情や恋愛に対する拒否感を和らげるためには、女性と接することを避けずにコミュニケーションを取り、成功体験(女性と親密な関係になる)を積むことが効果的と言える。

これによって、過去の恐怖と新しい経験が調和し、徐々に恐怖が薄れていくことが期待できる。

 

精神分析の視点から、過去の経験と恐怖について考えるときは、防衛機制が恐怖を克服する障害となることを理解する必要がある。

克服へのアプローチは、ものすごい時間と努力が必要で、それは新しい経験と成功体験をコツコツと積み上げることによって、少しずつ感情や記憶が変容していくことが期待できる。

 

まぁ~ぐだぐだと書き綴ったけど、要するに非モテ男子が抱えている「非モテの病」を少しでも克服する為には、女性とコミュニケーションを取ることを避けずに、積極的に女性と会話をして、小さい成功体験を積み重ねることが重要だと言う事です。

 

ではでは~。

 

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