Laugh & be happy

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部屋が汚い状態を好む人や掃除をしない人の心理と、掃除が出来るようになる方法を、臨床心理士が考えてみた。

 

みなさんお疲れ様です!

今日は日差しが届いて、良い天気だね~♪

 

さっき掃除をして部屋が綺麗になったので、ものすご~く気持ちが良くなったんだけど、でもさ、世の中には掃除をしないで、部屋を汚いままの状態で保つ事を好む人もいるんだよね。

 

ただ、一見、そういう人って不思議に思えるかも知れないけど、臨床心理士の視点から見ると、その背後には深層心理的な要因が潜んでいる事が分かる。

 

ということで、少しだけ適当に解説します。

 

無意識の闇

掃除を怠る人の中には、「部屋が汚いままの方が心が落ち着く」と主張する事があるけど、それは無意識の闇が表れたものかもしれない。

※無意識の闇とは、人間の心の奥深い領域に潜む、自覚的でない欲望や感情の事。

 

人間の心には、意識的に認識できないが、行動や感情に影響を及ぼす無意識の領域が存在する。

掃除を怠る人が部屋を汚い状態で好む背後に、その人の「無意識に根ざした欲望や感情がある」という可能性を示唆できる。

つまり、掃除を怠る人が部屋を故意に汚く保つことは、その人の内面に潜む複雑な欲望や感情に関連している推測できる。

 

無秩序と安心感

汚い部屋が心地よく感じる人の中には、無秩序や汚さに安心感を見出す人がる。

彼らにとって、物事が綺麗に整然としているよりも、混乱や混雑が普通(日常の当たり前)であり、汚い状態が安心感をもたらす。

この安心感は彼らの無意識の欲望と調和している可能性がある。

 

外部世界と距離を置く

部屋を故意に汚く保つことは、外部世界との距離を置く手段として機能し、自己を保護する役割を果たす場合もある。

 

例えば、引きこもりの人の部屋は、汚い状態にあることが一般的だ。

引きこもりの人のライフスタイルは、社会的な活動や外出を避け、多くの時間を家の中で過ごす傾向がある。

このような生活様式においては、部屋の中が乱雑になることは一般的で、その背後にはさまざまな自己防衛的な心理要因が関与している。

 

まず、引きこもりの人は外部世界との社会的な接触を制限する傾向がある。

故に、外部の人々との交流が少ないため、部屋が汚くなっても他者の評価を気にする事がないので、掃除をする社会的な動機付けが発生する事はない。

 

次に、引きこもりの人が部屋を汚く保つことは、外部(社会)からの刺激やストレスから逃れ、安全な空間を確保しようとする一種の自己防衛機構として機能していると言える。

部屋が汚い状態(無秩序)であることは、外部(社会)からの干渉を防ぐことが出来るので、引きこもりの人にとってはプライバシーを確保する手段となり得るのだ。

 

心の健康問題

うつ病や不安障害、あるいは他の精神的な健康問題を抱えている人も、部屋を汚い状態に保っている事が多い。

精神的な健康問題を抱えている人は、モチベーションやエネルギーが低下し、掃除などの日常の活動に取り組む意欲が削がれてしまっているからだ。

 

結論

掃除を怠り、部屋を汚いままの状態で保つ事を好む人の心理は、複雑で、深層心理的な要因が影響している可能性が大きい。

 

要するに、人の心には奥深い領域があり、行動や好みにはその深層心理的な要因が影響しているってこと。

 

え、全然、結論が纏まってない?

 

掃除をしない人に対して、「どうすれば掃除ができるようになって、部屋を綺麗な状態に保てるようになるのか?」というアドバイスが、何もない?

 

うーん…。

 

実は、臨床心理士って、心の深層に潜む無意識的な欲望や心理的なメカニズムに焦点を当てて分析するのは得意だけど、具体的で実践的なアドバイスを提供することは得意ではないんだよね…。

 

でも、ちょっと頑張って、アドバイスを書いてみるよん♪

 

掃除が嫌いな人へのアドバイス

忙しくて掃除をする時間が中々確保できない人、時間はあるけど掃除が嫌いな人、とにかく怠惰な人、精神的な健康問題を抱えている人…全ての人にお伝えします。

 

掃除を日常のルーチンに組み込みましょう!

 

どんなに掃除が嫌いでも、どんなに心が憂鬱で掃除をする気になれなくても、とにかく3分で良いから、感情を無にして「掃除をする」という行動を取ってみる。

すると、あら、不思議、なんとモチベーションが発生する!

これが作業興奮です。

 

作業興奮は、行動を開始するための強力な要因であり、新しいことに取り組む意欲を高める助けになる。

つまり、モチベーションがあるから行動するのではなく、僅か3分でも行動をするから意欲が高まってモチベーションが発生するってこと。

 

そして、僅か3分の掃除でも、その後、部屋が少し綺麗になったことを認識できる。

この瞬間的な変化は、ポジティブなフィードバックとして機能し、作業興奮で発生したモチベーションを更に高める要因となり、気が付いたら「3分程度の掃除」が「30分の掃除」へと繋がって行く。

 

作業興奮って、すごいでしょ?

 

だから、まず3分で良いから掃除をしましょう。忙しいから掃除をする時間がないって人も、僅か3分なら時間を取れるでしょ?

気が付いたら、30分ぐらいは掃除できるから、やってみてね。

30分も掃除をしたら、ポジティブなフィードバックが機能して、気持ちよくなるから。

そうしたら、「忙しくて掃除をする時間がない」というのが、単なる掃除を回避する「言い訳」だったことに気付くから。

 

怠惰な人も、引きこもりの人も、精神的な健康問題を抱えている人も、作業興奮を利用すれば必ず掃除が出来るようになるよ。

最初は感情を無にして、とにかく3分で良いから掃除という行動を取ってみる。

そして、作業興奮によって、モチベーションが発生して、掃除が終わった後のポジティブなフィードバックが機能すると、段々と、掃除が好きになるよ。

 

部屋が清潔になって行くと、自分を取り巻く環境が改善されたことを自己認識することができる。

これは、生きることへのモチベーションを発生させたり、人生に対する改善意欲を向上させてくれる。

 

小さなステップ(3分の掃除)から始め、作業興奮によってモチベーションを発生させて、掃除が終わった後にポジティブなフィードバックを受けると、「掃除をする=快楽」となり、次の日の行動を喚起してくれて、結果として習慣になる。

 

そう、僅か3分の掃除があなたの人生を変える!

 

ちょっと、大袈裟かな?

 

いや、そうでもないか。

最初の「3分の掃除」からスタートして、気が付いたら「掃除が大好き」になって、その後の人生が変わるかも知れないからね。

 

っということで、みなさんも、このブログ記事を読み終わったら、さっそく3分で良いから掃除をしましょうね♪

 

ではでは~。

 

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