英イン・ペリアル・カレッジ・ロンドンが「ワクチン2回接種で感染を防ぐ有効性は49%」と言う分析結果を発表した。
一方、REACT1プログラムの研究チームは、2回のワクチン接種によるデルタ株の感染予防効果について、有効性は49%との見方を示した。イスラエル保健省が7月下旬に発表した結果に近く、それ以前に公表されていた数値をはるかに下回っている。
研究チームは、「デルタ株に対する有効性が低下したということは、この株に対応するワクチンの開発が必要かもしれないということだ」と説明。
「ワクチンの接種率がさらに上昇しても、今秋以降のさらなる感染拡大を抑制できない可能性がある」と警告している。
ワクチンを接種したら「感染のリスク」から解放されると思い込んでいる人は多いと思うんだよね。でもワクチンは「感染のリスク」から解放してくれない。
この事が広く知れ渡ってしまったら、ワクチンを接種する動機づけが低下してしまうだろう。
なので、この事を国は力を入れてアナウンスしない…のかな?
だけど、最近の高齢者はワクチンを2回接種した事で、自分達は「感染リスクから解放された」と思い込んでしまって、マスクを着用しないでスーパーで買い物している事例が多くみられる。
ワクチンを接種しても「感染リスクから解放されない」ので「マスクやソーシャルディスタンスは必要だ」と国がもっと強くアナウンスしないと、ブレイクスルー感染に歯止めをかける事は出来ないよね。
「ワクチン打てば外出OK・・・は勘違い」民間救急が警告
敵は感染力の強いデルタ株、そして、今後は更に変異する可能性もある。
ワクチンで感染拡大を抑制する事が出来ないなら、「感染リスク、マスク、ソーシャルディスタンス」から解放される日は…来ないのか…?