誘惑される自由意志
人間の自由意志は、常に誘惑される。
それって、体に悪いと分かっていても、お酒やタバコをやめられない。
それって、経済的に破滅すると分かっていても、ギャンブルをやめられない。
それって、夫婦関係を崩壊させると分かっていても、浮気をしてしまう。
それって、時間の無駄と分かっていても、ダラダラとSNSやYouTubeを見てしまう。
それを選択すると、快楽を得ることが出来るけど、人生を「より良くしない」と分かっていても、「目先の快楽」を求めてしまう。
つまり、人間の選択を決めるのは、「合理的な判断」ではなく「快楽を求める欲望」ってこと……?
人はなぜ自滅的な行動をするのか?
この問いかけに対する答えは、人間は「合理的な判断」より「快楽を求める欲望」を優先させるから…で良いのかな?
人は人生の中で、迷って、悩んで、決断して、実行して、そして最後は後悔する。
それは、「合理的な判断」よりも「欲望や感情」を優先させたから…なのかな?
人間には、目先の誘惑を抑制できる「自由意志」はあるのか?
どっちなんだ?
神様から自由意志を与えられたアダムとエバは、目先の誘惑を抑制することが出来なかったから、「禁断の果実」を食べてしまった。
と、いうことは、人間の「自由意志」とは、つまり、そういうことか……。
やがて人間はAIに支配されるのか?
合理的な判断で物事を選択したくても、感情や快楽に負けて、非合理的な判断をしてしまって、後悔に苛まれてしまうのが人間だ。
人間は……
良い選択をしたいと思っても、できない。
良い人生を歩みたいと思っても、できない。
だって人間だもん。
しょうがない…?
AIは、プログラムによって定義された目的に向けて、常に最適で合理的な決定を行うことができる。
では、誘惑される自由意志を有する人間よりも、誘惑されない意思決定と合理的な判断ができるAIの方が優秀なのか?
いずれ、非合理的で感情的な人間は、AIにマネジメントされてしまうのか?
いや、そうではない。
現時点ではAIはあくまでも、人間によってプログラムされたタスクに従って作業を行うだけ。
AIが、自ら目的を設定したり、新たなアイデアを生み出したりすることは、まだ出来ない。
ゆえに、AIが人間をマネジメントするということは、AIが自ら目的を設定し、その目的に向けて行動を起こすことが必要になるため、まだ現実的ではない。
だけど、AI技術が「人間の心理・理念・哲学・思考・感情・感性・価値観・倫理観・道徳観」を学習し、模倣し、更にそれを超越することが出来たときに、人型ロボットが、人間をマネジメントする社会が来る、と思う…今日この頃です。
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