決定的な断定はできないけど、銀座の高級腕時計店で発生した「仮面強盗事件」について、闇バイトの募集に応じた若者による犯行であろうと、推察することは、至極もっともであるように思われる。
東京・銀座の高級腕時計専門店で起きた強盗事件で、奪われた腕時計は七十数点で、被害額が2億5千万円相当とみられることが10日、捜査関係者への取材で分かった。
逃走した車から約30~40点が入ったボストンバッグ、東京都港区赤坂の車が見つかった場所の近くでも約30点が入った黒いバッグが見つかっており、被害品はほぼ回収されたとみられる。
(2023/5/10)
「被害品の回収が確認された」ということは、今回の大胆な強盗事件が、犯行の指示者にとっては、閉店後の侵入に手間取ることを想定し、ある種の「実験」として、開店中に犯行を仕掛けてみることで、成功すれば大いなる利益を得ることができ、失敗しても闇バイトで集めた実行犯を捨てるだけで、何の損失も被らずに済むという考えに基づいたものかもしれない。
日本企業は、かつてから派遣社員をあくまでも「使い捨ての駒」として扱ってきた。そしてついに、犯罪者たちもまた、実行犯を闇バイトで募集し、「使い捨ての駒」として利用するようになった。
格差社会と絶望社会の日本で、ついに未成年が闇バイトに応募し、まるで小説のような大胆で卑劣な犯罪に加担してしまうとは、この事件を受け止める人々の潜在意識に、どれほどの絶望感や虚無感を植え付ける事になるのだろうか。
「一切合財世も末だ!!」とは、まさにこのことだ。
これ以上に言葉を尽くすことなど、できるまい!!
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