ウイルスが根絶されたわけではないけど、2023年5月5日、WHOがついに新型コロナ緊急事態宣言の終了を発表した。
世界保健機関(WHO)は5日、新型コロナウイルス感染症に関する「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)の宣言を終了すると発表した。
ただし、新型ウイルスは依然として大きな脅威だと警告した。今後は、各国が最善と考える方法で新型ウイルスに対処していくことになる。
最高レベルの警戒にあたる緊急事態の宣言が2020年1月30日に出されてから、3年以上が経った。宣言の終了は、新型ウイルスのパンデミック終焉(しゅうえん)に向けた大きな一歩となる。
(2023年5月5日)
WHOによって緊急事態宣言の終了が告げられた2023年5月5日が、「アフターコロナの初日」と言えるのかな。
しかしながら、このパンデミックが終息までに3年以上もの歳月を要したのは、WHOの初動対応が鈍かったためであると言われている。
WHOは、新型コロナウイルスが中国で拡大を始めた際には、何故かパンデミックの宣言を見送り、また、各国間の渡航制限に対しても否定的な姿勢を見せた。
WHOの対応がスタート時点で遅れたことによって、世界中の経済は大きな打撃を受けた。
緊急事態宣言終了までのWHOの一連の対応について、判断ミスがあったという批判は免れないよね。
まぁ、とにかく、新型コロナウイルスに関しては、WHOの終了宣言によって一応の区切りがついたとは言える。
しかし、世界は本当に危機から解放されたのかな?
一度巨大なパンデミックが終わったとしても、常に新しい感染症の脅威が忍び寄っていることを忘れてはならない。
水面下で気づかないうちに、次のパンデミックが忍び寄っているのかもしれない。
最も気になるのは、次なる脅威と騒がれた「お猿さん」のこと。
「いかにして突如として報道から消えてしまったのか」ということが、私の心を駆り立てる。
これがただの考え過ぎであれば良いんだけど、もしかすると、世界はまだ闇の中で、次の未知のウイルスと闘わなければならないのかも知れない。
私の懸念が杞憂であることを祈るばかりだ……。
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